石川県金沢市にあります社交ダンス教室「ダンススタジオミヤザキ」です。
2020年もいよいよ終わろうとしておりますが、今年は皆様にとりましてどんな1年だったでしょうか?
多くの業種の人がそうだったと思いますが、新型コロナの影響でダンススタジオミヤザキにとっても苦難の1年になりました。この1年を振り返ってみたいと思います。
2月 ダンスフェスタ2020開催
2020年2月22日石川県立音楽堂交流ホールにて、ダンススタジオミヤザキにとって記念すべき10回目のダンスフェスタを開催いたしました。
2020年2月に入り、新型コロナの感染者を乗せたクルーズ船が横浜港に停泊したことがニュースになり、その後、徐々に首都圏を中心に感染者が出始めました。
そんな中迎えた2月22日ダンスフェスタ当日、前日には県内で初の感染者が出たとのニュースが流れ、警戒しながらも無事何事もなく開催することができました。
その翌週、安倍首相が26日、全国的なスポーツ文化イベントを「今後2週間は中止、延期、または規模を縮小する」対応を要請しました。ダンスフェスタ2020の日程が1週間遅かったら、急遽中止を余儀なくされていたと思います。
3月 団体レッスン中止
3月に入っても感染拡大は収まらない状況の中、複数の人が集まる団体レッスンを中止にし、個人レッスンのみの営業に切り替えました。
また毎年4月に行われているダンス競技会石川大会の中止が決まり、4月以降、すべての中部連盟のダンス競技会が中止されました。
4月・5月 緊急事態宣言、臨時休業
4月、新型コロナの急速な拡大を受け「緊急事態宣言」が全国に発令されました。それに伴い各業種に休業の要請がされ、ダンススタジオミヤザキも1か月以上の臨時休業にはいりました。
6月 スタジオ移転
「緊急事態宣言」解除の6月から、スタジオの場所を金沢市三馬に移転し、営業を再開いたしました。
新型コロナの影響が長期に及び、割高なスタジオの家賃の支払いが苦しくなってくることを予想し、3月末の時点で賃貸契約解約の手続きをし、家賃の安い現在の場所への移転を決めていました。
契約の都合上、解約手続きから実際の解約まで3か月のタイムラグがあるので、6月の移転・営業再開に向けて、4月、5月の休業中に準備を進めてまいりました。
急なスタジオ移転で、生徒様には大変ご迷惑をおかけすることとなりましたが、先の見えないコロナの影響で経営に行き詰まることを考えたら、仕方のない判断だったと思っております。
7月以降 今後について
6月の移転以降、常時マスク着用や検温、手指の消毒など、新型コロナウイルスの感染防止対策をしながらスタジオの営業を続けております。
いまだに新型コロナの感染拡大が収まらない中、社交ダンスの競技大会やダンスパーティーなどのイベント等、感染のリスクの高いものは、ことごとく中止になっていっております。
社交ダンス愛好者の方々にとっては、発表の場、目標を失った状態になっており、いかにモチベーションを保たせることができるかが今後の課題になっております。
もちろん、新型コロナに罹らない、感染を拡げないことが大前提ではありますが、社交ダンス自体は適度な運動とリフレッシュ効果で、心身の健康維持につながるものなのは間違いありません。
来年は、今の状況から改善され、少しでも社交ダンス愛好者の方々が楽しめる環境になりますよう、また皆様にとって良い1年になりますようお祈り申し上げます。